キャピタル アセットマネジメント株式会社

ベトナム 4月の消費者物価指数(CPI)+2.64%

情報提供資料

2022年5月27日

統計総局(GSO)によれば、2022年4月の全国消費者物価指数(CPI)は前月比+0.18%、21年12月比+2.09%、前年同月比では+2.64%上昇した。1~4月平均の上昇率は前年同期比+2.10%で、前年同期の+0.89%を大きく上回っている。
年初4か月のCPIが上昇した要因は、①世界的な原油価格高騰の影響でガソリンの公示価格が10回で5千ドン近く(前年末比+20%相当)引き上げられ、ガスの価格が世界のガス価格上昇に対応して前年同期比+24.6%上昇したこと、②建設資材の価格が+8.51%、外食サービスの価格が+3.17%上昇したことなどが挙げられる。
CPIの通年上昇率はベトナム政府が4%以下との目標を設定した。年初4か月の数字を見れば、同国が CPIを目標内に維持できると見込まれている。

*)ベトナムではガソリンがバイオ燃料(E5Ron92)とハイオクガソリン(RON95-III)との2種類ある。ガソリン価格は通常10日-14日間で世界原油価格を1回再確認し調整するメカニズム。

出所:商工省

出所:ベトナム統計総局

以上


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