キャピタル アセットマネジメント株式会社

インドネシア 2021年自動車販売台数は急増

情報提供資料

2022年3月23日

 インドネシア自動車製造業者協会(Gaikindo)によると、同国の2021年の自動車販売台数は前年比66%増の887,202台であった。また、自動車生産台数は前年比62.6%増の1,121,967台に達した。販売台数と生産台数の急増の要因は、①21年3月より一部新車の奢侈税(贅沢品に課せられる税金)減免措置が実施されたこと、②21年には新型コロナウイルス対策の活動制限が20年よりも緩和されたことに伴う反動増などが挙げられるだろう。


出所:インドネシア自動車製造業者協会(Gaikindo)

ベストセラートップ10位の中に、日本メーカーは8社もあり、全体の94%を占めている。トヨタの販売台数は前年比83%増の295,768台となり、全体の
33%を占め、インドネシア最大の自動車メーカーであり続けている。 ダイハツは同82%増の164,908台で2位、三菱が同+86%の107,605台で3位となった。

表:自動車メーカー別の売買台数と市場シェア

出所:インドネシア自動車製造業者協会(Gaikindo)

2021年に公布された優遇税制に加えて、インドネシア政府は最近、2022年第1四半期に自動車の高級付加価値税(PPnBM)を100%免除することを決定した。自動車販売は2022年以降もさらに増加する見通しである。

以上


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