2022年9月28日
ベトナム国家銀行（中央銀行）は9月22日に政策金利を１％引き上げると発表した。今年のインフレ率を４％以下に抑えることを目指し、慎重な金融政策運営がなされている。ベトナム国家銀行が政策金利を変更したのは約2年ぶりのことであった（前回までは引き下げ）。公定歩合（ディスカウント金利）は年2.5％から3.5％へ、リファイナンス金利は年4.0％から5.0％へ、銀行間電子決済におけるオーバーナイト貸出等の金利は年5.0％から6.0％に引き上げとなる。
出所：ベトナム国家銀行
預金金利の上限も引き上げられると発表した。具体的には、要求払預金と1ヵ月未満の定期預金の上限金利は年利0.2％から0.5％へ、期間1ヵ月から6ヵ月未満 の預金の上限金利は年利4.0％から5.0％へ引き上げとなった。これらの金利は9月23日から適用された。
出所:ベトナム国家銀行
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