ベトナム統計総局(GSO)によれば、2022年第3四半期の実質国内総生産（GDP）成長率は前年同期比+13.67%であった。この高成長率は、前年同期間に新型コロナ禍に伴う社会隔離政策が広範に実施され、生産と事業活動に深刻な影響を及ぼしたことの反動によるものであり、経済の回復基調は続いている。
出所：：ベトナム統計総局
年初9か月累計のGDP成長率は+8.83%。9か月累計では2011年以降で最も高い成長率を示した。セクター別で、農林水産業は前年同期比+2.99%、鉱工業・建設業は同+9.44%、サービス業は同+10.57%だった。世界経済の先行きや金利上昇などの不安材料はあるが、政府による財政政策の効果もあり、ベトナムの生産及び事業活動は急回復を遂げている。
出所：ベトナム統計総局
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