キャピタル アセットマネジメント株式会社

[ベトナム]2022年1-9月期の小売りサービス売上高、前年同期比+21%

情報提供資料

2022年11月2日

ベトナム統計総局(GSO)は2022年1-9月期の小売りサービス売上高が約4,170兆ドン(約1,740億米ドル)となり、前年同期比21%増加したと発表した。21年1-9月期の5%減と比べて大幅に回復している。全国で企業の生産と市民の生活活動が回復しているとともに、世界的な商品値上がりにもかかわらず、ベトナム政府がインフレ抑制策を展開していることにより、国内物価が比較的安定しており、消費需要が増加していることがその一因だと考えられる。
分野別では、79%前後を占めている商品販売が3,300兆ドン(約1,380億米ドル)、前年同期比18.7%伸びた。宿泊・飲食サービス業は約431兆ドン(約180億ドル)で同54.2%と急増した。観光サービス業は18.2兆ドン(8億ドル弱)で、同4倍近く増加した。宿泊・飲食・観光など、ツーリズム関連業の伸長が目覚ましいことが確認できた。その他サービスは421兆ドン(約180億ドル)で同10%伸びている。
ベトナムでは、来年1月下旬のテト(旧暦のお正月)に向けて、年末のうちに家をきれいに整える習慣(建設や修理に含む)がある。新年を祝うための消費や移動の需要も拡大することから、小売りサービス売上高も堅調な展開が続くことが見込まれる。
ベトナム

出所:GSO

以上


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