キャピタル アセットマネジメント株式会社

フィリピンの2022年第3四半期GDP成長率は+7.6%

情報提供資料

2022年11月22日

フィリピン統計庁(PSA)によれば、2022年第3四半期(7-9月期)の実質国内総生産(GDP)成長率(速報値)は前年同期比+7.6%、同時に第2四半期の実質GDP成長率が同+7.4%から同+7.5%へと上方修正された。
主要な経済部門で捉えると、農林水産業が+2.2%、製造業等産業が+5.8%、サービス業が+9.1%とそれぞれ成長した。特に商業(卸売/小売業/自動車・オートバイの販売・修理等)+9.1%、金融および保険業+7.7%、建設業+12.2%等が成長に寄与した。需要側では、家計の最終消費支出(前年同期比+8.0%)、政府の最終消費支出(同+0.8%)、総固定資本形成(同+21.7%)が成長に寄与した。財・サービスの輸出と輸入もそれぞれ+13.1%、+17.3%と伸びている。このようにフィリピン経済は堅調な成長が続いているといえる。

フィリピンの実質GDP成長率(四半期、前年同期比)

フィリピンの2022年第3四半期GDP成長率は+7.6%

出所:PSA

以上


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