2023年1月5日
統計総局(GSO)が発表した2022 年通年の輸出入総額の速報値は前年比+9.5%増の7,325億米ドルであった。これは前年までの水準を更新する記録的な数字である。その内、輸出額は同+10.6%増の約3,719億米ドル、輸入額は同+8.4%増の約3,607億米ドルに達した。通年の貿易収支は112 億米ドルと7年連続の黒字となり、黒字幅は前年の33億米ドルから大幅に拡大した。これは為替レート、外貨準備高の安定化に寄与していると考えられる。
出所:ベトナム統計総局、関税局 備考)2021年までの数字は確定値で、2022年は速報値である。
通年の輸出額のうち、輸出額が100億米ドルを超える品目は8品目あり、輸出総額の7割を占めている。品目別で金額が最大だったのは「携帯電話・同部品」の約593億米ドルで、前年比+3.1%増加した。輸入額が最大だった品目は「コンピューター・電子製品・部品」の約821億米ドルで、前年比+8.6%増加した。
主要輸出相手国は米国1位(1,091億米ドル)、中国2位、欧州連合3位、韓国4位、日本5位であった。輸入では、中国1位、韓国2位、アセアン3位、日本4位となった。
以上
当資料は、情報提供を目的として、キャピタル アセットマネジメント株式会社(CAM)が作成したもので、投資信託や個別銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。また、CAMが運営する投資信託に当銘柄を組み入れることを示唆・保証するものではありません。当資料の内容は作成基準日現在のものであり、将来予告なく変更されることがあります。当資料に市場環境等についてのデータ・分析等が含まれる場合、それらは過去の実績及び将来の予想であり、今後の市場環境等を保証するものではありません。当資料は当社が信頼性が高いと判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。