キャピタル アセットマネジメント株式会社

2024年8月消費者物価指数は前月比横ばいへと落ち着く

情報提供資料

2024年9月18日

 ベトナム統計総局(GSO)によれば、2024年8月の消費者物価指数(CPI)は前月比横ばい(都市部+0.02%、地方-0.03%)へと落ち着いた。前年同月比では+3.45%であった。2024年1~8月の平均CPIは前年同期比+4.04%となり、食品とエネルギーを除外したコアインフレ率は同+2.71%となった。
2024年8月消費者物価指数は前月比横ばいへと落ち着く
CPIを構成する11費目のうち、全体の3割強を占める食品・外食が前月比+0.27%であったことを含め、10グループが前月比で緩やかに上昇した。詳細項目の中で上昇が目立つのは、宝飾品(前月比+1.89%)や外国人観光サービス(同+0.72%)などであった。
交通グループは、主にディーゼル油価格(同-7.05%)、国内ガソリン(同-5.83%)、鉄道運賃(同-4.09%)の低下により大幅に下落した。
2024年1~8月の平均CPI上昇率(前年同期比+4.04%)はIMFによる4月時点見通し(2024年通年で同+3.7%)を上回っているが、8月単月ではCPI全体(同+3.45%)、コアインフレ率(同+2.53%)ともに落ち着きが示された。
2024年8月消費者物価指数は前月比横ばいへと落ち着く

以上

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