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ベトナム 2025年GDP成長率は8.02%

情報提供資料

2026年1月7日

 ベトナム統計局(NSO)の発表によると、2025年第4四半期の実質国内総生産(GDP)成長率は前年同期比8.46%に達した。これにより、2025年通年のGDP成長率は8.02%となり、2011~2025年の期間においては、コロナ禍の反動で急伸した2022年に次ぐ高水準となった。また、国会が2024年11月に決議した当初目標(6.5~7%)を上回り、2025年2月に上方修正した目標(8%以上)も達成した。

ベトナム 2025年GDP成長率は8.02%

(出所)ベトナム統計局(NSO)

 2025年の名目GDPは約5,140億米ドルに達し、2024年の約4,760億米ドルから380億米ドル増加した。一人当たり名目GDPは前年比約7%増の約5,026米ドルと推定される。

 分野別では、自然災害による深刻な影響を受けたものの、迅速な対応と復旧対策により農林水産業は前年比3.78%の実質成長を確保した。工業・建設部門は同8.95%増、中でも加工製造業は同9.97%増と2019年以降で最大の伸びを記録し、引き続き経済成長の牽引力となった。サービス部門は同8.62%増となり、商業・観光分野でも力強い成長が見られた。

 2025年は世界的に不安定な情勢が続いた。米トランプ政権による関税政策の導入といった逆風があったものの、ベトナムの輸出入総額は9,100億米ドルを超え、過去最高を更新した。国内インフラ面では、主要高速道路、国道、沿岸道路が整備されたほか、ハノイのノイバイ空港とホーチミン市のタンソンニャット空港の拡張が完了し、ホーチミン市近隣のロンタイン国際空港では初の試験飛行が実施された。また、ホーチミン市とダナン市において国際金融センターが開設された。

 2025年単年で、政府は総投資額5,140兆ドン(約1,977億米ドル)を超える564件の事業・プロジェクトを着工・開所した。こうした取り組みは、2026年の成長率目標10%、および2026~2030年の2桁成長目標の基盤となることが期待される。

以上

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