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ベトナム FTSEによる中間レビューで9月格上げが確定

情報提供資料

2026年4月9日

 4月7日(米国時間)にFTSEラッセル(ロンドン証券取引所傘下の指数算出会社)は、ベトナム株式市場の格上げに向けた中間レビュー結果を開示した。開示文書によれば、ベトナムは中間レビューで目標とされていたグローバル証券会社へのアクセス面で満足の得られる進捗を示し、9月21日に第2新興国(セカンダリー・エマージング)市場への格上げが実施されることが確定した。

 新興国市場への再分類は2026年9月から2027年9月にかけて4段階にわたって実施される予定である。2026年9月に10%、2027年3月に30%、同年6月に65%、同年9月に最終的に100%の組み入れとなる。組み入れの詳細は、各段階の前月下旬に判断する。ベトナム最大手のSSIリサーチとFTSEラッセルが共同で発表したレポートによると、2026年9月からパッシブファンドだけの資金流入が17億米ドルと推定されている。FTSEラッセルは、大規模なアクティブ運用も含まれた資金流入が最大60億米ドルを見込んでいる。

 今般の格上げは、グローバル資金の流入を通じてベトナムの証券市場に追い風をもたらすことが期待される。①パッシブ資金の流入、②アクティブ資金の流入、③市場流動性の改善やバリュエーション水準の切り上げ、④金融センターとしてのベトナムの質と地位の向上、という展開になろう。

 なお、今後米国の指数算出会社MSCIによるベトナムの新興国市場への格上げに向けた「ウォッチリスト」入りが行われるかどうかが注目される。

ベトナム FTSEによる中間レビューで9月格上げが確定


(出所)FTSE(2026年3月27日時点のデータに基づく)

ベトナム FTSEによる中間レビューで9月格上げが確定


(出所)ホーチミン証券取引所などのデータを基にCPVN作成

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